【イベントレポ】地域の医療従事者~薬育と薬局に込めた思い~

こんにちは!ヤクミラボ運営の北川です。

7/9(金)に開催したヤクミラボのイベント “地域の医療従事者~薬育と薬局に込めた思い~” の様子を少しお届けします🎉
※ヤクミラボの参加はこちらから

今回は薬局の運営をしながら、子どもにお薬のことを伝えるお薬教育や、地域の医療従事者として様々な活動をされている小路さんをお招きしました✨

薬局のこだわり

小路さんが経営されている「つきの薬局」。薬局の名前はひらがなで温かみがあるものだったり、地域の地名にまつわるものであったり、患者さんに寄り添うという意味の「おすみつき」の薬局であったり、と様々な意味を込めてつけたそう。

またつきの薬局のロゴは、パワーポイントを使って小路さん自身が作られたとのこと✨

つきの薬局のロゴ

黄金比率を活用して、円だけを使って作られたという素敵なロゴです。これがパワーポイントで作られているなんて驚きですね😳

そんなつきの薬局では、地域のお店などを呼んで数ヶ月に一度「マルシェ」を開催されています。アクセサリーやお洋服が売られていたり、小路さんが学生時代から続けられている子ども向けのお薬教育のイベントがあったりと、地域の人々と関わる場となっています。
(マルシェの様子はつきの薬局のInstagramからも見てみてくださいね!)

お薬教育って?

お薬教育の紹介

小路さんがされているお薬教育の様子です。

薬剤師体験ということで、薬の適正使用について知ってもらうためのイベントです。
小学生の子どもたちにもわかるように、病気の重さと薬の重さが同じになるように薬を量り取るといった、遊びを交えて薬について学べるような内容になっています。

実際のイベントの様子はぜひYouTubeを見てみてください😊

なぜ様々な活動をされてきたのか?

このようなお薬教室を始めたきっかけとして、「薬剤師の仕事の本質を伝えたい」という思いがあったといいます。よくある薬剤師体験では、分包機を使ってみるというような、作業のような側面が多いことに疑問を感じたそう。

またコロナにより地域との関わりが少なくなってしまったことを問題に感じ、商売をする人同士の関わりを作ったり薬局と地域で交流したいという気持ちからマルシェの開催もされているとのこと。

学生時代は、薬学生連盟で「バンパイアの格好をして献血を呼びかける」ことがメインのバンパイアキャンペーンなど、地域と関わる活動をされていました。
最近では学童で手洗い教室をしたり、漢方を使って薬膳コーラを作ったり、幅広い取り組みをされています。

活動の中で意識されていることは「薬剤師として地域と関わること」だといいます。薬剤師の職能は幅広く、薬局や病院に限らず地域でも活躍できることはたくさんあるのだなぁと感じました。

みんなで薬局でやってみたいイベントを考えてみました!

最後に、自分が地域の薬局で働いていたらどんなイベントをしてみたいか?を考えるワークショップをしました。

自分の好きなものや興味のあるものをきっかけに、たくさんのアイデアがでました!

カフェや図書館を併設するなど人としてのコミュニケーションをとりやすいような工夫や、薬剤師の人柄を伝えたり会話のきっかけになるものであったり、薬剤師と患者さんとの関わりを深めていくような案がありました💡

他には子どもへのお薬の飲ませ方に悩んでいる親に向けた取り組みや、ラジオやテレビを通して生活に笑いを取り入れてもらうためのイベントや、一緒に映画を観る会など、思いついたアイデアをシェアしてみんなで盛り上がりました😆

最後に、小路さんから学生の皆さんへのメッセージは「やりたいと思っていることはすぐにやったほうがいい」ということ。

みなさんは、薬剤師や薬局での取り組みやイベントとしてやりたいことはありますか?薬剤師の仕事に関わらず、実現したいと思うことはありますか?

今回のイベントがやりたいことややってみたいこと、将来の夢を考えたり実行に移すきっかけになっていれば嬉しいです✨

将来どんなことがしたいか?どんな薬剤師になりたいか?何を大切にしたいか?…就活やキャリアのことを考えていくなかで、迷うことも多くあると思います。
ヤクミラボはそんなときに仲間と相談したり、話したりすることができる場です。興味を持っていただけたら、ぜひこちらからご参加ください🍀

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